レアルもアーセナルも見つめるセレソン戦士 攻守両面で違いを作る王国産の万能MF

パルメイラスのメニーノ photo/Getty Images

ブラジル期待の逸材に集まる視線

はたして今夏、またひとり南米のサッカー王国から将来有望なヤングタレントが欧州へと活躍の場を移すのだろうか。ブラジルの若き中盤戦士には、現在ビッグクラブ行きの噂が浮上している。

その若き中盤戦士とは、パルメイラスに所属するMFガブリエウ・メニーノ (21)だ。英『The Athletic』によると、同選手には現在アーセナルやトッテナム、ユヴェントス 、レアル・マドリードといったクラブが今季終了後の獲得に興味を示しているという。特にアーセナルとレアルは同選手の獲得に熱心なようで、冬にも両クラブはパルメイラスにアプローチを試みていたようだ。

そんな注目株となっているメニーノは、すでにブラジルのA代表にも選出されているプレイヤーだ。攻守両面で違いを生み出せるMFで、特に両足のキック精度を武器にしたビルドアップ能力はブラジルでも高く評価されている。それでいて、南米出身の中盤戦士らしいハードな守備を見せる面もある同選手。まだ若さが垣間見える部分もあるが、素材は一級品と言っていいだろう。
現地ではそのプレイスタイルから、“ヤヤ・トゥレ2世”と呼ばれることも少なくないメニーノ。身長こそ176cmと大きくないものの、中盤のオールラウンダーという観点では確かに共通する部分も少なくなさそうだ。彼のような選手が加わればスカッドに幅が出てくるだけに、多くのビッグクラブが注目するのも無理はないだろう。

欧州の各方面から熱視線を注がれるブラジルの新たな才能。はたして、メニーノは今夏どのような決断を下すのか。欧州上陸となれば、どこまで印象的な活躍を披露できるか注目したいところだ。

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