アーセナルの新ストライカーはジェズスがベスト? シティで冷遇されるブラジル代表FWの豊富すぎる強みとは

アーセナル移籍が噂されるガブリエウ・ジェズス photo/Getty images

シティが放出するのは驚きである

21-22シーズンも終盤ということもあって来季に向けた具体的な補強案が報じられているアーセナル。ストライカーに中盤、右サイドバックと複数の選手の名前が出ており、その中で頻繁に報じられているのがマンチェスター・シティのガブリエウ・ジェズスだ。

英『football.london』によればジェズスは2023年に契約の切れるシティと延長の話をしておらず、アーセナルと正式に交渉を開始する可能性が高いといわれており、移籍金は3500万ポンド(日本円にして約57億円)相当になると報じられている。

少し高額ではあるが、ジェズスはアーセナルにフィットするストライカーである。それはジェズスのスタイルにある。3トップの中央と右ウイングをシティでは任せられており、中央で起用されれば前線でボールをキープするポストプレイと少し降りてパスワークに加わる偽9番としての顔を持つ。175cmのサイズは少し物足りなさを感じるが、ポストプレイ時のフィジカルの強さは相当なものであり、簡単に倒れない屈強さを持っている。得点力も信頼できるレベルにあって36試合で12ゴール12アシストを記録。献身的な守備は彼の真骨頂であり、前線での強度の高さでいえばシティでトップクラスであるといっても過言ではない。また、今季は右サイドでの新しい顔も見せており、点も取れて25歳と若く守備もできるポストプレイも可能とまさに理想的なストライカー像を持つ選手だ。

指揮官であるミケル・アルテタと交流があるのも獲得する際のメリットの一つだろう。アルテタはアーセナルで監督業をする前にシティで3年間コーチを務めている。その際ジェズスと共に仕事をしており、互いについては詳しいはずだ。そこでアーセナル側から獲得を希望するということは良好な関係にあるといえる。

さらにジェズスは控えでも腐らず、与えられた出番をこなせる優秀なプレイヤーである。シティでは直近2試合でこそ5ゴールだが、出番がない試合もあった。だが、リヴァプール戦やレアル・マドリード戦のようなビッグマッチでは貴重なゴールを決め、チームを助けることができる。英『Mirror』では元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏の「自分がアーセナル側の人間なら、ジェズスを獲得する」といった発言を取り上げており、ジェズス獲得に賛成の声を上げる人も少なくない。

準備を怠らず起用されれば確実に仕事をするも、シティでは冷遇されているジェズス。そういったこともあってシティとは契約延長の交渉を行っておらず、来夏アルテタが指揮するアーセナルにやってくることになるのだろうか。

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