コナテが直近4戦で3度目の先制弾 リヴァプールの守備陣で好調を維持する若きリーダー候補

先制点を決めるコナテ photo/Getty Images

ベンフィカとの2戦に続く先制ゴール

リヴァプールはFAカップ準決勝でマンチェスター・シティと対戦。前半にリヴァプールが3ゴールを奪って、3-2と勝利を果たし決勝進出を決めた。UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝に続き、先制点を決めたのはCBに入ったイブラヒマ・コナテだった。

この試合はフィルジル・ファン・ダイクとコンビを組んだコナテは、開始9分にみたび結果を残す。左からのCKを194cmの身長を活かした打点の高いヘディングシュートでゴールネットを揺らし、プレミアリーグで首位を走るマンC相手に貴重な先制点を決める。
CL準々決勝のベンフィカ戦では1st、2ndレグともにCKから頭で先制ゴールを奪ったコナテ。同2試合に続き、この試合でもゴールを決め、大きな戦力として勝利に貢献し、好調さを見せている。

今シーズン開幕前の唯一の補強となった同選手は、怪我から復帰したファン・ダイクとジョエル・マティプの両CBとともにターンオーバーしながら起用され、高いパフォーマンスを発揮。連戦が続く中でもチームが良い結果を残すことができるのは、彼が出場時に高い貢献度を見せ、主力のCB陣が休めるタイミングを作れているのも要因のひとつだろう。
それでもベンフィカ戦やマンC戦の後半など経験不足を露呈し、失点に絡んでしまうシーンもあったが、22歳のコナテはまだまだ発展途上だ。世界トップレベルのピッチ上でさまざまな経験を積み、将来はリヴァプールのディフェンスリーダーとして存在感を見せていく。

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