オリベラだけではないナポリの左SB補強候補 熱視線送るU-21イタリア代表DFとは

ナポリの補強候補に浮上しているカンビアッソ photo/Getty Images

22-23シーズンの陣容はどうなるか

今夏移籍市場におけるナポリにとって、補強ポイントの一つとされているのがサイドバックだ。右サイドではジョバンニ・ディ・ロレンツォ、そして左サイドではマリオ・ルイの負担が大きくなっている2021-22シーズンの同クラブ。両名共にレベルの高い選手ではあるものの、彼らの稼働率が高すぎるのはかねてよりの悩みだったと言えるだろう。来季こそ、ナポリは彼らのバックアッパーとなれる選手をきちんと用意してシーズンに臨みたいところと言える。

そんななか、まずナポリが取り組んでいるのは左サイドの整備だ。伊『calciomercato』によると、現時点で同クラブが確保に向かっているとされるのはヘタフェに所属するウルグアイ代表DFマティアス・オリベラ(24)。現地の一部報道ではすでに交渉も大詰め段階に入っているとの情報もあり、来季に向けての準備は着々と進んでいるか。

しかし、ナポリはオリベラ以外にも“プランB”を用意しているのかもしれない。同選手の獲得に関する交渉は進んでいるものの、まだ獲得が決定的となったわけではないと伊『Leggo』は伝えている。同メディアによると、南イタリアの古豪はオリベラと同時進行で、ジェノアに所属する期待の若手SBにもアプローチをかけていく構えのようだ。
その選手とは、U-21イタリア代表DFアンドレア・カンビアッソ(21)。今季はジェノアでリーグ戦25試合に出場し、1ゴール4アシストを挙げている同選手。積極果敢なドリブル突破とデュエルの強さに強みを持つプレイヤーであり、確保できればナポリの左サイドは一気に層の厚い布陣となるだろう。

まだ今後どのように動いてくるかはわからないが、着実にSBの補強を進めている様子のナポリ。22-23シーズンの同クラブは、さらに磐石の体制を整えてくるかもしれない。

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