今季残り試合は全休に 怪我に悩まされるプレミア屈指の“タックルモンスター”

ひと足早く21-22シーズンを終えることとなったエンディディ photo/Getty Images

近年は離脱が増えている

素晴らしい才能を備えた選手ではある。しかし、彼のキャリアは今後どのようなものとなっていくのだろうか。レスター・シティに所属するMFウィルフレッド・エンディディにとって、来季は勝負のシーズンとなるかもしれない。

2017年冬にベルギーのヘンクからレスターに加入し、そこから一気にプレミアにおける評価を上昇させてきたエンディディ。優れたボール奪取能力は各方面から評価されており、そのタックル数は17-18シーズンから昨季まで常にプレミアのトップ5に入る好成績を残している。プレミアのタックルモンスターといえばエンディディ。そのような印象の強く抱いている人も少なくはないだろう。

だが、ここ数年でエンディディの存在感はやや薄れてしまったか。ピッチ上で見せるパフォーマンスは素晴らしいのだが、近年の同選手はやや怪我による戦線離脱が目立つ状況となっている。昨季は計87日間の離脱を余儀なくされ、今季も3月のレンヌ戦で負傷した膝の状態が回復しないなかで残りのシーズンを全休することが決定。ピッチにいない時間は年々長くなってしまっている。
相手選手とのコンタクトが多いプレイスタイルということもあり、ここ数年で怪我が増えてしまったエンディディ。しかし、彼はここから再びかつてのような輝きを取り戻すことができるのか。来季は完全復活を期待したいところだが、はたして25歳MFの運命やいかに。

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