“約40日間”出番はなし 悩めるレアルの魔術師・イスコはまだトップクラブで通用するか

レアルの構想に入っていないイスコ photo/Getty Images

今夏でクラブとの契約は切れる

最後にプレイしてから約40日。ベンチを温め続けているのがレアル・マドリードMFイスコ(29)だ。

若い頃は世代を代表するスペイン屈指のテクニシャンと評判だったが、今は指揮官カルロ・アンチェロッティの構想に入っていない。最後にプレイしたのは先月6日のグラナダ戦で、激闘となったチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦も出番はなかった。

クラブとの契約は今季限りで満了となるが、問題はまだイスコがトップレベルで活躍できる実力者なのかどうかだ。スペイン『as』はセビージャ、ミラン、ドルトムントなどが興味を示していると伝えており、いずれも5大リーグの有力クラブだ。

今季はリーグ戦で1得点0アシスト、昨季は0得点2アシスト、2019-20シーズンは1得点2アシストと、ここ3シーズンは明らかに結果が出ていない。来月21日には30歳の誕生日を迎えることになり、もう若い選手というわけでもない。

2016-17シーズンにはリーグ戦で10得点8アシストなんて数字も残していたが、もう5年も前の話だ。レアルで出番がない現在のイスコの実力を正確に把握するのは難しい。

果たして今でもビッグクラブで活躍できるのか。今夏獲得に動くクラブは出てくるだろうが、獲得にはリスクも伴うか。

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