旗手怜央のプレミア移籍は現実的なのか セルティックからステップアップした“先輩”の歴史

セルティックで評価を高めるは旗手怜央 photo/Getty Images

今後の活躍は必須だ

今冬の移籍市場で川崎フロンターレからスコットランドのセルティックに加わった旗手怜央。加入後からそこまで時間が経っているとはいえないが、既に3ゴール2アシストを記録している。セルティックの左インサイドハーフは既に旗手がファーストチョイスであり、彼のレベルの高さが分かる。

そんな旗手だが、早くもステップアップが噂されている。英『GIVEMESPORT』ではジャーナリストのピトー・オルーク氏が「旗手を他のクラブが狙っていることは間違いない。今後も今のパフォーマンスを続けることができれば、プレミアリーグのクラブが彼に関心を示すのは必然だ」と話しており、旗手の活躍ぶりは欧州5大リーグに届くという。

実際にセルティックからプレミアへステップアップしたケースは多い。今夏の移籍市場であればクリスタル・パレスにオドソンヌ・エドゥアールが、ブレントフォードにクリストフェル・アイエルが移籍している。どちらもプレミアでは下位クラブだが、エドゥアールはここまで6ゴール3アシストの数字を残しており、十分に通用しているといっていいだろう。

もう少し過去をさかのぼれば、キーラン・ティアニーがアーセナルに加わっている。ティアニーの活躍は周知の事実であり、欠かせない左SBとなった。

こう見るとセルティックで活躍している旗手のプレミア移籍は現実的な話だといえる。来夏すぐにステップアップできるとは思わないが、セルティックでより経験値を積むことができれば、彼を欲しがるクラブは出てくるだろう。冨安健洋が所属するアーセナルのようなBIG6は難しいが、それこそエドゥアールが移籍したパレスは優秀な若手を集めており、旗手がその網に引っかかる可能性はある。

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