シャルケでも《1試合平均0.83点》 2部では強力すぎる大型FWテロッデにかかる期待

シャルケを1部へ導きたいテロッデ photo/Getty Images

2部のスペシャリストと呼ぶにふさわしい

日本代表DF板倉滉の所属するシャルケは今季ドイツ2部での戦いを強いられており、当然ながら今季の目標は1部昇格だ。名門シャルケが2部で満足するわけにはいかず、1シーズンでの昇格は絶対外せないミッションと言っていい。

そのチームで大きな存在となっているのは、予想通り33歳のFWシモン・テロッデだ。

192cmの大型FWテロッデはドイツ2部リーグにおける歴代最多得点記録を更新した選手で、2部のスペシャリストと呼ばれているストライカーだ。昨夏シャルケへの加入が決まった際も期待をかけられていたが、ここまでその期待に応えて15得点を挙げている。
『Transermarkt』のデータによると、イングランド、ドイツ、スペイン、フランス、イタリアの2部リーグでプレイするFWの中では、イングランド2部のフラムFWアレクサンダル・ミトロビッチに次ぐ得点率をテロッデは記録しているという。

ミトロビッチの方はイングランド2部で28戦31得点と圧巻の活躍を続けており、1試合平均得点は驚異の1.11点だ。テロッデはそれに続く0.83点となっており、十分すぎる活躍と言える。

テロッデはシャルケと1年契約を結んでいるが、来季もシャルケでプレイする意思があるという。現在順位は5位と昇格を狙える位置にはつけており、テロッデとともに来季1部で戦えるのがベストシナリオだ。

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