いつの日かバイエルンでプレイを ニュージーランド期待の星がドイツ2部から描くビッグドリーム

ヤーン・レーゲンスブルクで奮闘するサープリート・シン photo/Getty Images

レンタル先で結果を出せている

世界的メガクラブであるバイエルンで出番を得る日はくるだろうか。ニュージーランドのサポーターも期待をかけているに違いない。

現在ドイツ2部のヤーン・レーゲンスブルクで奮闘しているのが、22歳のニュージーランド代表MFサープリート・シンだ。

サープリート・シンは同国にとって特別なプレイヤーで、2019年にはバイエルンと契約を結んだのだ。オーストラリアのAリーグに所属するウェリントン・フェニックスで技を磨いてきたサープリート・シンにとって、バイエルン行きは特大のステップだった。
もちろんいきなりトップチームで出番を得られるはずはなく、昨季はドイツ2部のニュルンベルク、そして今季は同じく2部のヤーン・レーゲンスブルクにレンタル移籍している。

ニュルンベルクでこそ結果が出なかったが、ヤーン・レーゲンスブルクでは今季5得点8アシストと躍動。独『Sport1』もサープリート・シンが1歩ずつ進歩していると注目する。

目標はいつの日かバイエルンでプレイすることだ。ライバルたちは全員ワールドクラスだが、サープリート・シンもその望みを捨てていない。

「もちろんバイエルンでプレイするのは僕の目標だけど、現実的でないとね。それでもチャンスがあるなら、欲しいよ。何が起こるか楽しみだ」

サープリート・シンは世代別ニュージーランド代表でも結果を出してきた選手で、U-20ワールドカップで決勝トーナメントへ進んだこともある。同国から出てきた特別な才能であることは間違いなく、サープリート・シンは大きな期待を背負ってドイツで戦っている。

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