ズーレはドルトムントでワールドクラスDFとなるのか 評価難しい大型DFの挑戦

来季よりドルトムントへ向かうズーレ photo/Getty Images

ドイツ代表でもまだ絶対の存在ではない

今季限りでバイエルンを離れ、来季からライバルのドルトムントに加入することが決まったドイツ代表DFニクラス・ズーレ。今季のドルトムントはレヴァークーゼンに2-5、ヘルタ・ベルリンに2-3で敗れるなど、守備が崩壊して負けるケースも少なくない。現時点で36失点も喫しているチームにとってズーレの加入はプラスだろう。

ズーレは195cmのサイズに加え、今季リーグ戦で34km/hのトップスピードを記録するなど身体能力は高い。空中戦も今季リーグ戦で44回競り合って33回も勝利を記録している。パス成功率も89.7%とまずまずで、独『Sport1』はズーレに関して目立った弱点はないと高く評価している。

しかし、26歳のズーレは時に集中を欠いたようなプレイを見せてしまうことがある。現時点でワールドクラスのセンターバックとは言い難いかもしれない。

ドイツ代表にも継続的に招集されているが、昨夏のEURO2020ではスタメンに入れなかった。マッツ・フンメルスが代表に戻ったこともあったが、EUROではフンメルスとアントニオ・リュディガー、マティアス・ギンターの方が評価されていたのだ。

ワールドカップ・カタール大会へ向けた欧州予選ではスタメンでもプレイしてきたが、チームには他にもパリ・サンジェルマンのティロ・ケーラーやレヴァークーゼンのヨナタン・ター、フライブルクのニコ・シュロッターベックなどライバルは多い。まだまだズーレの立場は安泰ではない。

ドルトムントできっちりとアピールし、ドイツ代表でもセンターバックの1番手になっていけるのか。バイエルンからの移籍とあってドイツ国内でも注目を集めるのは間違いなく、そのプレッシャーを跳ね除けてチームを優勝へ導くことが期待される。

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