高卒ルーキーで開幕スタメンを飾った逸材がマリノスへ帰還 プロ2年目となった樺山諒乃介への期待

山形からマリノスへの復帰を果たした樺山 photo/Getty Images

どれだけプレイタイムが得られるのか

川崎フロンターレ対浦和レッズの富士フイルムスーパーカップが行われ、2022年シーズンの日本サッカーがスタートした。いきなり浦和が昨季のJリーグ王者を破る波乱が起き、ますます今シーズンへの期待が大きくなった。

王者川崎、その川崎を破った浦和は今季に期待できる2クラブだが、彼らに劣らず注目したいのは昨季リーグ2位でフィニッシュした横浜F・マリノスだ。

昨シーズンは川崎に及ばずのマリノスだが、オフシーズンの動きは活発であり、7人の新加入選手と5人の期限付き移籍からの復帰が発表されている。その中でも気になるのはモンテディオ山形から復帰したMF樺山諒乃介だ。

大阪にある興國高校出身の樺山は2021年にマリノスに加わり、川崎との開幕戦で当時指揮官だったアンジェ・ポステコグルー監督にスタメンへ抜擢されている。その後は出番を得られず、山形へローン移籍することになったが、高卒ルーキーで開幕戦に出られるだけのポテンシャルはある。山形では打って変わって出場機会を得ており、リーグ戦では16試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。そこでの活躍が認められ、マリノス復帰を掴んでいる。

前線では前田大然の移籍もあり、ある程度の出場機会は得られるか。マリノスは基本的に[4-2-3-1]で試合に臨み、出番があるとすれば左ウイングかトップ下だ。ウイングの位置では仲川輝人に宮市亮、新加入のアンデルソン・ロペスとライバルが多く、トップ下ではマリノスで絶対的な地位を築くマルコス・ジュニオールがいる。それでも、山形で見せた攻撃時のパフォーマンスは期待できるものを持っている。

左サイドに流れることが多く、そこからのドリブル突破で違いを見せるスタイルを持つ樺山。フィニッシュの精度に難ありだが、ボックス内に切り込める鋭さとドリブルだけじゃないチャンスメイクも可能な選手であり、マリノスが呼び戻した理由も分かる。

前半戦は開幕スタメン、後半戦はJ2でプレイタイムを得るなど、まずまずのプロ一年目となった樺山。マリノスはリーグ内でも特に選手層の厚いチームだが、自身の地位を確立し、充実した2022年シーズンとなるのか注目だ。

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