フェラン、トラオレら加わり大所帯となったFW陣 シャビはアトレティコ戦で誰を起用する?

アンス・ファティの負傷は残念だが、冬の移籍市場で穴は埋められた photo/Getty Images

選択肢は間違いなく増えた

監督にシャビ・エルナンデスが就任し、最初の移籍市場を迎えたバルセロナ。以前から加入の決まっていたダニエウ・アウベスとフェラン・トーレスがリーグ戦で起用できるようになり、1月の終盤にウルブズからアダマ・トラオレを、アーセナルからピエール・エメリク・オバメヤンを獲得することになった。

計3人のFWを獲得することになったバルセロナだが、シャビ監督としても得点力不足を解消したいのだろう。ここまでリーグ戦では32ゴールを奪っているが、首位レアル・マドリードとは15ゴールの差がある。失点は23点とリーグでも悪い成績ではなく、攻撃力向上が勝ち点獲得につながる。

新加入メンバーと既存メンバーを合わせることになれば、今のバルセロナのFWは大所帯だ。新規はトーレス、トラオレ、オバメヤンの3人であり、既存はメンフィス・デパイ、ルーク・デ・ヨング、マルティン・ブライスバイト、フェラン・ジュグラ、アブデ・エザルズーリ、怪我や起用が見込めない選手を合わせれば、アンス・ファティ、ウスマン・デンベレと計10人のアタッカーが在籍している。構想外だと予想できる選手もいるが、ここまで大人数になることもなかなかない。

その中でも自身の居場所を確保しているのは右ウイングのトーレスとセンターフォワードのルーク・デ・ヨングくらいか。ブライスバイトやデパイは怪我明けで計算できず、ジュグラとアブデもまだ若い。頼みのファティは怪我で離脱しており、残留したデンベレはシャビがどのように扱うのか想像ができない。

となれば、7日のアトレティコ戦では新加入のトラオレやオバメヤンのどちらかの起用が期待できる。両者ともに快速を武器としており、オバメヤンはアーセナルでコンスタントに得点を決めてきた過去を持っている。シーズン中であり、コンディションは問題ないだろう。

選手登録の問題もあるが、計10名のFWを保有しているバルセロナ。どの選手も強みを持ったプレイヤーであり、シャビは誰を重宝することになるのだろうか。

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