ワトキンス、ボーウェンらに続く個人昇格も スパーズが熱視線を送る“ハル・シティのエデン・アザール”

ハルで頭角を現す、ポッター photo/Getty Images

全盛期のアザールを彷彿とさせる

資金力を持つクラブが増え、年々レベルが上がっているプレミアリーグ。他リーグからの引き抜きや上位クラブの下部組織から出てきた選手がリーグをけん引している。

イングランドの実質2部であるチャンピオンシップの盛り上がりも、プレミアのレベルアップに貢献している。2部から1部へステップアップする選手は多く、ウェストハムのジャロッド・ボーウェンやアストン・ヴィラのオリー・ワトキンスはそれぞれ、チャンピオンシップから個人昇格で今の地位を掴んでいる。

そんなボーウェンやワトキンスに続いて個人昇格の可能性が報じられているのが、ハル・シティのFWキーン・ルイス・ポッターだ。英『FourFourTwo』によればウェストハムやサウサンプトン、ブレントフォード、トッテナムらプレミアのクラブがポッターに興味を示しているようだ。

ここまで全28試合に出場し、チームトップとなる6ゴールを決めている20歳のポッター。左サイドを主戦場とするアタッカーだが、逆の右サイドやセンターフォワードでのピッチに立つこともあり、プレイのバリエーションを増やしている。

英紙ではポッターのドリブルとその後のチャンスメイク能力を高く評価しており、ベルギー代表のエデン・アザールと比較している。現在のアザールはパフォーマンスが落ちてきているが、チェルシー時代の彼は圧巻だった。推進力のあるドリブルは奪われず、簡単に相手のゴール前に進入して得点を決めることができる。ポッターは全盛期のアザールを彷彿とさせる選手だ。

報道ではアントニオ・コンテが監督を務めるトッテナムが彼を狙っており、獲得する可能性が高いとのこと。今のスパーズの前線はライバルだらけだが、見事ポジションを獲得することはできるのだろうか。

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