191cmの長身を武器にSTVVで覚醒する原大智 ベルギーで制空権を握り前線の起点に

シント・トロイデンの新たなエースとして名乗りを上げる photo/Getty Images

3試合連続ゴールとはいかず

ジュピラー・プロ・リーグ第25節でシント・トロイデンはシャルルロワと対戦。多くのシュートを放って攻め立てるものの、ゴールが遠く0-1で敗れる。今試合でスタメン出場した原大智は、自身の特長を活かして存在感を発揮した。

林大地と2トップを組んだ原は、前線の起点としてチームに貢献。多くのチャンスを作ったシント・トロイデンにおいて、彼の豊富な運動量や191cmの長身を活かした空中戦の強さがチームの武器となった。

自身の高さを存分に発揮し、空中戦勝利数はチームトップとなる「9」を記録。自身の強さを見せ、屈強な相手DF陣に高さで対抗した。自身のシュート数はわずか2本にとどまるものの、シント・トロイデンのこの試合でのシュート数は18本と、彼からチャンスがつながっていることが分かる(データは『SofaScore』より)。

日本代表においてもセンターFWで190cmを超えるストライカーはいない。今試合は無得点に終わってしまったが、前線で起点となりながら、決定機を決めきれる得点力を身に付けることができれば、原も代表で大きな武器となるだろう。

彼は2019年のFC東京U-23在籍時にはJ3で19ゴールを決めて得点王に輝いている。さらにベルギーでも直近6試合で4ゴールを記録と、大きく成長を続けているのだ。191cmという長身を武器にシント・トロイデンの新たなエースに覚醒し、日本を代表するFWへの成長に期待だ。

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