ペップがシティとの契約延長を示唆 ファーガソンやヴェンゲルのような長期政権に続けるか

プレミアの他クラブからすればペップの契約延長は悲報となるか photo/Getty Images

シーズン終了後に何か発表があるようだ

プレミアではサウサンプトンと引き分け、連勝がストップするも依然、首位を独走しているマンチェスター・シティ。2位リヴァプールとの差は12ポイントあり、このまま好調を維持し続けていれば問題ない。

そんなシティに嬉しいニュースが入ってきた。指揮官であるジョゼップ・グアルディオラとの契約延長の可能性が出てきたようだ。英『BBC』によれば、サウサンプトン戦の前の会見にて自身の将来について、「クラブは私にすべてを与えてくれた。私は彼らを裏切ることはできない」と暗に今後の延長を示唆するようなコメントを残している。現在は2023年までの契約となっており、今季終了後に何か進展があるかも知れない。

シティとしてはサウサンプトン戦の引き分けの結果を吹き飛ばすような朗報だろう。16-17シーズンからペップが同クラブを率いているが、多くのタイトルをチームにもたらしている。特にプレミアでのペップは頼もしく、21-22シーズンもこのまま優勝すれば、4度目のプレミア制覇となる。

また、ペップがチームに残留することになれば、今後も多くの若手がアカデミーから台頭してくるか。シティは資金力があり、大型補強で戦力アップを行ってきた過去を持っているが、ペップはそれに加え、優秀な若手を見抜く能力が高く、フィル・フォーデンやコール・パルマーをトップチームの戦力としている。既に彼らに続く存在は出てきており、ペップの育成術は注目されている。

過去にはマンチェスター・ユナイテッドでサー・アレックス・ファーガソンが、アーセナルでアーセン・ヴェンゲルが長期政権を築いていたが、今は少なくなってきている。特にプレミアの上位層は監督の入れ替わりが激しく、その中でファーガソンやヴェンゲル級の長期政権をシティで築くことになれば、ペップの評価はさらに上がることになる。

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