オランダでウイングでも躍動する日本人DF 強豪AZで全試合出場中の21歳は代表招集もあるか

今季初ゴールを決めた菅原 photo/Getty Images

フォルトゥナ戦では1得点を記録

今季AZアルクマールでの3年目を迎えた菅原由勢は、順調に経験を積んでいる。ここまでエールディヴィジ全試合に出場し、主力としてチームを支える21歳は、将来の日本代表でも主軸となれるだろうか。

わずか17歳にして名古屋グランパスで2018年の開幕スタメンを飾った菅原。2019-20シーズンからはオランダへの挑戦を決めると、国内強豪クラブであるAZで出場機会が増加。昨季は25試合2得点を記録しており、大きな成長を見せている。

今シーズンはオールラウンダーぶりを発揮しており、第19節のフォルトゥナ戦では右ウイングで出場し、1得点をマーク。CBや右SBを本職とする菅原だが、ウイングでも積極的な仕掛けからチャンスを生み出し、本職さながらのプレイでAZの攻撃陣を活性化させているのだ。

新たな境地へと突き進む同選手。21歳と若く、今後もDFだけでなくサイドハーフやウイングでの覚醒も十分あり得るだろう。右サイドのスペシャリストとして日本代表でのプレイも見えてくるかもしれない。右SBは酒井宏樹や室屋成、橋岡大樹など主力争いの激しいポジションだが、オランダで欠かせない存在へと成長する男が代表でも躍進する日が近づいている。

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