ハーランドよりも優先度が高い可能性あり シティが狙うは1億ポンドの価値を持つプレミア最高の男

マンチェスター・シティもライス争奪戦に参加してきた photo/Getty Images

来夏は再びシティが移籍市場の主役となる

ここまで22試合を消化して勝ち点56ポイントと首位を独走しているマンチェスター・シティ。特に今季は守備陣の調子が良く、ここまでリーグ最少の13失点に抑えている。

そんな好調シティだが、気になるのは来夏の移籍市場での動きだ。今冬の移籍市場ではフェラン・トーレスを放出する以外に動きはないとされており、静かな冬となるだろう。しかし、来夏にはボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランド獲得に動くと各メディアが報じており、再びシティが移籍市場の主役になる可能性が高い。

英『Manchester Evening News』によればメインターゲットであるハーランド以外にもウェストハムのデクラン・ライスに興味を示しているとのこと。

ライスの移籍金は1億ポンド以上といわれておりハーランドとの両取りは難しいといえるが、ノルウェー代表FWの獲得に失敗すればその資金をライス獲得に回すのも悪くない。実際にハーランドのような本職のストライカー不在でもゴールは奪えており、念願であったビッグイヤーを今季獲るようなことがあれば、無理してハーランドの獲得を急ぐ必要はない。

そうなれば、フェルナンジーニョが今季で去る可能性の高いアンカーの選手層を厚くしたい。現状ロドリのパフォーマンスは素晴らしくライス級の選手を控えとして獲得するのは勿体ないかも知れないが、彼を起用できないとなれば一気にシティの攻撃力が下がることになる。また、怪我のリスクや新型コロナウイルスの影響など、いつ離脱してもおかしくない状態は今も続いており、プレミアやCLのようなタイトルを毎年目指すクラブであれば、重要なポジションに2人の実力者を揃えるのは必然だ。

フェルナンジーニョが退団することになれば、補強の必要が出てくるアンカー。ライスほどの選手を獲得できれば心強いのだが、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーといったライバルは多く、彼らを出し抜いて獲得することができるのか。

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