ビエルサの下で居場所見つけた“ウェールズの韋駄天” キラリと光る守備での貢献

リーズで自身の持ち味を活かしているD・ジェイムズ photo/Getty Images

マンUではあまり出番なかったものの

昨季まで所属していたマンチェスター・ユナイテッドでは苦しい時間を過ごしていたものの、このスピードスターは環境を変えたことで評価を回復させつつあるのだろうか。マンUでは得点力不足などを理由に、各方面から批判の的とされることも少なくなかった。しかし、ウェールズ代表FWダニエル・ジェイムズは今季プレイするリーズ・ユナイテッドにて非常に重要な戦力となっている。

昨夏はマンUが前線の大補強を敢行した影響をモロに受け、チームから追われるような形でリーズへ移籍することとなったD・ジェイムズ。だが、走力を重視するマルセロ・ビエルサ監督の下でこのスピードスターは復調の兆しを見せている。豊富なスタミナと圧倒的なスピードを武器に、彼はリーズの守備にスイッチを入れる役目をそつなくこなす。まだマンU時代から指摘されていたフィニッシュワークに改善の余地は残るものの、彼の献身性と走力はリーズにとって大きな武器になっていると言っていい。

加えて、注目したいのが彼のスタッツだ。データサイト『FBref』によると、今季プレミアリーグで18試合に出場している彼は、アタッキングサードにおけるプレス回数(96回)やタックル成功数(7回)などでチームトップの数字を記録している。得点力こそイマイチかもしれないが、彼の守備面での貢献には目を見張るものがある。

決してスーパースターではないものの、チームに必要とされている役割をきちんとこなしてリーズの貴重な戦力となっているD・ジェイムズ。各所にスターが揃うマンUではなかなか地位を向上させることができなかったものの、ウェールズの韋駄天はようやく自分の特長を生かすことができる居場所を見つけたのか。あとはコンスタントにゴールを奪う技術を身につけてほしいところだが、はたして。

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