W杯までに“ベルギーの王様”アザールが復活することはある? 気になるレアルでの今後

レアルで本来の輝き失ったアザール photo/Getty Images

今のところクラブを離れる考えはないようだが……

最後にリーガ・エスパニョーラで得点を決めたのが昨年の5月。今季まだ1度もネットを揺らせていないレアル・マドリードFWエデン・アザールはここから復活するだろうか。

レアル加入後のアザールは良いところがなく、今季は定位置となる左サイドでヴィニシウス・ジュニオールが躍動。今やベストバージョンのアザールでもヴィニシウスに勝てるかは分からない。ここに今夏パリ・サンジェルマンからFWキリアン・ムバッペまで加わるのであれば、ますますアザールの影は薄くなっていくことだろう。

だが、スペイン『SPORT』はアザールにレアルを離れる考えはないと伝えている。アザールとレアルの契約は2024年までとなっており、ひとまずはそこまでレアルでのプレイを継続する考えがあるというのだ。
「アザールはレアルとの契約にしがみつく」と同メディアは伝えているが、今のところレアルでポジション奪取できる可能性は低いだろう。先日のバルセロナとのスペイン・スーパー杯準決勝でも、試合が延長戦までもつれながらアザールに出番はなかった。チームメイトの戦いをベンチから眺めることになり、指揮官カルロ・アンチェロッティの中でアザールが戦力とカウントされているかは疑わしい。

今年はワールドカップ・カタール大会も控えており、本来であればアザールはベルギー代表のエースだ。前回大会時と比較できないほどアザールが調子を落としているのは痛手だが、アザールは今年中に復活できるのか。現段階では、このまま下降線を辿ると予想しているサッカーファンが大半を占めていることだろう。

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