今回の代表戦では久保建英も招集可能 エスパニョール戦で魔法使いとなった男への期待

エスパニョール戦でゴールを決めた久保 photo/Getty Images

他の海外組に負けじと結果を残している

日本代表の久保建英が所属するマジョルカはコパ・デル・レイ4回戦エスパニョール戦を戦い、2-1で勝利を収めて8強入りを果たしている。

レバンテ戦に続いて2試合連続でのスタメンとなった久保は[4-4-2]の右サイドハーフで先発しており、前半32分にはペナルティエリア手前右から左足で直接フリーキックを沈めている。その後も様々なポジションに顔を出して攻撃を活性化させており、82分までプレイしている。西『AS』では「レギュラーの獲得に苦労しているが、エスパニョール戦では素晴らしい活躍を披露した」と久保を称賛している。

目に見える数字での貢献度が問題視されている久保だが、エスパニョール戦でのゴールで今季2得点目を記録している。どちらもマジョルカに勝利をもたらす素晴らしいゴールであり、苦戦中のレギュラー奪取にも期待したい。

そんな久保だが、1月に行われるアジア最終予選のメンバーに招集されることになるだろう。前回は怪我の影響からメンバー外となったが、現状久保はプレイ可能であり、エスパニョール戦でもコンディションの良さがうかがえた。

問題は久保をどこで起用するかだ。今のシステムは[4-3-3]であり、久保を使うとすれば右ウイングとなるのだが、今では不動の伊東純也がポジションを構えている。かといってインサイドハーフで起用するほどの運動量や守備力がある選手ではなく、クラブ同様に代表でも出場機会を得るために苦労することになるか。

ここまで2ゴールと得点に絡むことができるようになってきた久保。次節は古巣のビジャレアル戦であり、ウナイ・エメリ監督の前で素晴らしいパフォーマンスを披露できるか。

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