パルティ不在でダブルボランチは成り立たない 悩みの種となっているアーセナルの中盤事情

パルティ復帰までの中盤事情はアルテタにとって悩みの種となるだろう photo/Getty Images

新戦力の獲得が決まりそうだ

今冬の移籍市場ではアーセナルが今夏に劣らず積極的な動きを見せている。特にトーマス・パルティとモハメド・エルネニー、エインズリー・メイトランド・ナイルズを一気に失った中盤は層が薄く、補強は必須だ。ここまでにリヨンのブルーノ・ギマランイスやパルメイラスのダニーロ、パリ・サンジェルマンのジョルジニオ・ワイナルドゥムの名前が挙がっていたが、ユヴェントスのMFアルトゥール獲得で決着が付きそうな情勢になってきた。

英『90min』によれば今季終了後までのローン移籍で話が進んでいるという。その後はレスター・シティのユーリ・ティーレマンス獲得を目指すとのことで、アルトゥールはそれまでのつなぎとなるようだ。

ブラジルのグレミオでキャリアをスタートさせ、その後直接バルセロナへ移籍したアルトゥール。バルセロナではシャビ・エルナンデスの後継者と称賛されており、成功を収めていたが、2020年にミラレム・ピャニッチとのトレードでユヴェントスへ移籍した。しかしこの移籍が失敗であり、アルトゥールの名前を聞くことは少なくなってしまった。

現バルセロナ指揮官であるシャビの後継者といわれるだけあって、中盤でのゲームメイクやチャンスメイクはピカイチだ。ボールコントロール技術も高く、バルセロナ時代にはゴールも奪っている。

しかし、守備の技術が高い選手ではない。現状のアーセナルは中盤に2枚を置いたダブルボランチにすることが多く、シーズン後半戦もその形で行くことが予想される。アルトゥールをボランチ起用することになるのだが、守備力は間違いなく足りない。グラニト・ジャカも直近のリヴァプール戦で不用意な守備対応からレッドカードを提示されており、アルトゥールとジャカのダブルボランチは守備面では不安でしかない。今季何度か試しているが、トーマスをアンカーに中盤を3枚にした[4-3-3]で戦うアイデアがミケル・アルテタ監督にあるのかも知れない。

早々に決まりそうなローンでのアルトゥール獲得。来夏でティーレマンスを獲得できれば不安は解消されそうだが、それまではボランチの人選で悩むことになりそうだ。

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