バルサは35ゴール、ベンゼマ&ヴィニシウスで36ゴール スペイン2強に生まれる攻撃格差

得点力物足りないバルセロナ photo/Getty Images

もはやクラシコで互角に戦うのは難しい

2010年代のクラシコは世界最高峰の戦いといったイメージがあったが、今のクラシコにどれだけのサッカーファンが期待しているだろうか。

永遠のライバルであるバルセロナとレアル・マドリードは、12日にスペイン・スーパー杯の準決勝で顔を合わせる予定となっている。本来ならば世界中が注目するカードだ。

ただ、今はバルセロナの状態が良くない。リーガ・エスパニョーラで首位を走るレアルと互角に戦えるかは微妙なところで、一方的にやられてしまう可能性も考えられる。

絶好調のベンゼマ photo/Getty Images

レアルではベンゼマとヴィニシウスが絶好調

寂しいのは得点部分だ。今季のバルセロナは全コンペティション合わせて35得点を奪っているのだが、これはレアルのFWカリム・ベンゼマとヴィニシウス・ジュニオールが挙げた得点数よりも少ない。

今季ベンゼマは全コンペティションで22得点、ヴィニシウスは14得点を挙げており、2人だけで36得点を奪っている。チーム全体ではレアルがリーグ戦で45点、バルセロナが31点と差がついており、リオネル・メッシ退団で攻撃力には大きな差がついてしまった。

現状は圧倒的にレアル有利だが、今後のクラシコの力関係はどうなっていくのか。

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