クロース&モドリッチに代わるパサーへ ついにセバージョスが戻ってきた「後半戦では重要な存在に」

復帰を果たしたセバージョス photo/Getty Images

長期離脱から復帰

レアル・マドリードにまた1人頼れるMFが戻ってきた。

5日に行われたスペイン国王杯・3回戦のアルコヤーノ戦で復帰を果たしたのは、MFダニ・セバージョスだ。

セバージョスは昨夏の東京五輪にもスペイン代表の一員として参加していたが、そこで足首を負傷。長期離脱することになり、今季も開幕から欠場が続いていた。
そのセバージョスは今回のアルコヤーノ戦で終盤から途中出場しており、サポーターも帰還を待っていたことだろう。

今のレアルはカゼミロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチが相変わらずの存在感を放っているため、このトリオからポジションを奪うのはほぼ不可能だ。ただ、セバージョスならばクロースやモドリッチに代わって攻撃のリズムを作る仕事をこなせるはず。2人の負担を軽減することも可能だろう。

バックアッパーにはエドゥアルド・カマヴィンガやフェデリコ・バルベルデといった選手も控えているが、セバージョスは彼らとタイプの異なるMFだ。攻撃の組み立て部分で戦力となれるかもしれない。

スペイン『Mundo Deportivo』などによると、指揮官カルロ・アンチェロッティも「選手として彼の個性を好んでいるし、彼は上手くプレイする。マドリーのスカッドに入るだけのクオリティを備えているし、シーズンの後半戦では重要な存在となるだろう」とセバージョスを評価していた。

クロースやモドリッチがいる以上はスタメンに入りづらいだろうが、セバージョスはレアルの戦力となるのか。まずは途中出場からインパクトを残したいところだ。

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