ジョン・オビ・ミケルを覚えているか かつてチェルシーを支えた男が現在フリーに

かつてチェルシーでプレイしたミケル photo/Getty Images

クウェートのクラブ退団後に“所属なし”続く

2006年よりチェルシーでプレイし、退団する2017年まで中盤のユーティリティプレイヤーとして活躍した中盤戦士。そう聞けば、元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルを思い出す人も少なくないだろう。さまざまな役割をこなすことができる万能MFは、ブルーズで多くの指揮官から重宝された。

チェルシーでプレイした10年半での公式戦出場数は実に372試合。決してフランク・ランパードのようにド派手な存在ではなかったかもしれないが、多くのシーズンでブルーズには欠かせない存在となっていたミケル。在籍した11シーズン中9シーズンでリーグ戦20試合以上に出場していることからも、彼がどれほど多くの指揮官に重宝されていたかは窺い知ることができるだろう。

そんなミケルだが、現在は34歳にして“所属なし”。2017年1月にチェルシーを離れたのちは、天津泰達(中国)やミドルズブラ(英2部)、トラブゾンスポル(トルコ)、ストーク・シティ(英2部)といったクラブに在籍。今季は開幕前にアル・クウェート(クウェート)というクラブに加入したものの、昨年11月に退団すると以降はフリーの状態が続いている。
かつてはチェルシーやナイジェリア代表で活躍したものの、いつの間にか所属なしの窮地に立たされているミケル。英『The Athletic』によると、現在はボタフォゴ(ブラジル)やインテル・マイアミ(アメリカ)などが獲得に興味を抱いているようだが、はたして彼は今後どのような選択肢を取ることとなるのだろうか。中国やクウェートのクラブに在籍した経験もあることから、Jリーグクラブへの移籍も可能性としてゼロではないはず。はたして、現在フリーとなっている34歳の未来はいかに。

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