まさかの攻撃陣沈黙で今季初の無得点 大一番を前にリヴァプールは立て直しを図れるか

復帰戦でまさかの黒星となったファン・ダイク photo/Getty Images

レスターにゴールを決めることができず

リヴァプールはプレミアリーグ第20節でレスター・シティと対戦。前半から低調なパフォーマンスが目立ち、ゴールネットを揺らせないまま0-1で試合を終了してしまった。

この試合に3試合ぶりにスタメン出場を飾ったフィルジル・ファン・ダイクも今試合の敗戦を猛省。地元紙『Liverpool Echo』にてリヴァプールのプレイについて「ファイナル・サードで我々は不十分なプレイが多かった」と振り返った。「自分たちのパフォーマンスを見つめ直し、改善していかないといけないよ」とコメントした。

今季はプレミアリーグで19試合50得点を決めている攻撃陣だが、レスター戦では見る影もなかった。第18節のトッテナム戦では激しい試合展開の中で同点に追いつかれ、退場者を出す厳しい展開となった。立て直しを図りたかった第19節のリーズ・ユナイテッド戦は新型コロナウイルスの影響により延期となるなど、スケジュールの変更もあった。

そんな中で選手もコロナ陽性反応で欠場するなど、台所事情は厳しい状況だ。チームのコンディションが整わず調子を落とすチームも増えており、現に怪我人とコロナ陽性で離脱者が多いチェルシーは、第18節のウォルバーハンプトン戦や第20節のブライトン戦で勝負を決める得点を決めきれず、ドローで勝ち点を取りこぼしている。

そのチェルシーとの大一番に向けてファン・ダイクを中心とした守備陣を含め、チーム全体での改善が必要となるだろう。勝利を手繰り寄せる一発を決めるには、スタメンの選手だけでなく途中から入って流れを変えることができる選手も重要となっている。

今シーズン初の無得点に終わったリヴァプール攻撃陣。マンチェスター・シティの独走を許さないためにもチェルシーとの大一番は大爆発に期待したい。

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