C大阪の魅惑のドリブラーが12年ぶりJ2へ 18年に指導受けた指揮官の下で復活なるか

千葉で輝きを取り戻せるか photo/Getty Images

高木俊幸が千葉へ加入

ジェフユナイテッド千葉はセレッソ大阪の高木俊幸を獲得したことを発表した。C大阪移籍後は怪我に苦しんだ男が、来季はJ2で復活を期すシーズンとなる。

東京ヴェルディに所属した2010年以来12年ぶりとなるJ2挑戦となった高木。2011年からプレイした清水エスパルスや2015年に加入した浦和レッズでは、切れ味鋭いドリブルで相手DFを切り裂きチャンスを作って輝きを放った。

浦和に所属していた2016年にルヴァンカップで5試合4ゴールを決める活躍を見せ、2017年にはAFCチャンピオンズリーグで準々決勝の川崎フロンターレ戦で勝ち越しを決める大逆転ゴールを決めるなどタイトル獲得に貢献。2018年にC大阪へ加入し、初年度に30試合6得点と活躍した。同年にC大阪の指揮官を務めたユン・ジョンファン監督が、現在千葉の監督を務めており、4年ぶりに同監督の下でプレイすることとなる。

ハードワークを求めるユン監督のスタイルで、2018年の高木は運動量豊富に動き回り、チャンスとなれば自身の武器であるドリブルで好機を演出していた。同年の6ゴールは2012年の9得点に次ぐキャリアでも2番目に多い得点数であるため、その時のような復活を期待されているだろう。2019年以降は怪我での離脱も増えているため、コンディション面での回復も求められる。千葉でもスタミナとドリブルでチームにたくさんのゴールに絡み、1つでも上の順位へ導くことができるだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ