バルセロナがまたお金の話でピンチに? 最も頼れる守備者が英国行きを希望か

クラブに対し不満のあるアラウホ photo/Getty Images

何かとお金に悩まされているバルセロナ

2021年の最終戦となったセビージャ戦は1-1でのドローに終わったバルセロナ。今季はシーズン途中で指揮官交代など、安定しない時期が続いていた。新監督となったシャビ・エルナンデスのもとでも安定感とはほど遠いパフォーマンスに終始してしまい、難しい1年となったか。2022年は1月3日のマジョルカ戦からスタートとなっており、幸先よく勝利を挙げたい。

そんなバルセロナだが、期待の若手との契約更新が難航しているようだ。『SPORT』によればセンターバックのDFロナウド・アラウホが自身のパフォーマンスが正当に評価されていないと感じており、今の状態が改善されなければプレミアリーグへの移籍を希望するといった考えを持っていると報じられている。

2018年にウルグアイからバルセロナBに加わったアラウホ。20-21シーズンで出場機会を増やしており、今季はより序列を高めた印象だ。直近のセビージャ戦では本職ではない右サイドバックとして出場しており、対人の強さを見せつけている。188cmのサイズの大きさを生かしたヘディングからゴールも決めており、大活躍となった。

現状の守備陣をみればアラウホは放出してはいけない人材だ。ディフェンスリーダーであるジェラール・ピケもスピード不足が見られており、若いエリック・ガルシアは守備に難がある。クレマン・ラングレとサミュエル・ウンティティは共に安定感がなく、アラウホ放出は悪手だといえる。

年俸の詳細は明かされていないが、前述したピケとウンティティ、ラングレとはかなり差があるようだ。エリック・ガルシアもマンチェスター・シティから加わった際に非常に低い条件を受け入れたようだが、アラウホはその金額よりも低いとのこと。しかし実際のプレイではアラウホが飛びぬけてよく、今の給与バランスに不満を持っていても仕方ない。

しかし、バルセロナとしては財政難であり、アラウホが希望する給与を実現できる可能性は低い。お金に余裕のあるプレミア行きを希望するのは必然か。

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