ミランが目をつけたブラジルの若き“超絶ドリブラー” レアルも狙う20歳の新鋭とは

ミランが獲得に興味を抱いているとされるフルミネンセのエンヒキ photo/Getty Images

ブラジルでドリブル成功率“66.33%”

今冬、ACミランはブラジルの若きアタッカーを獲得しに向かうようだ。2021-22シーズン、久しぶりに挑戦したチャンピオンズリーグは無念のグループリーグ敗退となってしまったが、悲願のスクデット奪還に向けてロッソネリは新たなチームの起爆剤を確保するべく動き出している。

その選手とは、ブラジル・セリエAのフルミネンセに所属するU-20ブラジル代表FWルイス・エンヒキ(20)だ。伊『calicomercato』によると、現在ミランはベルギー代表MFアレクシス・サレマーカーズの負担を軽減するためのバックアッパーを探しており、そこで白羽の矢が立ったのがエンヒキだったとのこと。獲得するとなれば、その移籍金は1200万ユーロ(約15億円)程度になるようだ。

今季はブラジル・セリエAで32試合に出場し、5ゴール2アシストの活躍を披露したエンヒキ。右ウイングを主戦場とするレフティーで、獲得なればサレマーカーズとは少し違う持ち味を発揮することとなるだろう。ブラジル人らしい確かなテクニックを駆使したドリブルに加え、得意の左足から放たれる強烈なシュートも魅力的な同選手。特にその突破力は絶品で、今季の彼はリーグ6位のドリブル成功数(65回)や同スタッツの上位10名中トップとなるドリブル成功率(66.33%)を記録している。確保に成功すれば、ミランにとっては非常に興味深い補強となりそうだ。
そんなエンヒキにはレアル・マドリードも興味を示しているようだが、はたしてミランはブラジルの新鋭FWを無事に確保することができるのか。今冬の最優先事項が負傷したDFシモン・ケアーの代役探しであることは間違いない。しかし、ロッソネリが進める他の補強からも目は離せない。

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