最終節で見せた今後への大きな期待 浦和MFは輝きを取り戻せるか

金子は来季への期待を持たせる(写真は湘南戦) photo/Getty Images

今季湘南から加入した金子

浦和レッズは明治安田生命J1リーグの最終節で名古屋グランパスに0-0で引き分け、今季は6位でシーズンを終えた。今季から浦和に加入するも、シーズンを通して活躍はできなかった金子大毅だが、名古屋戦では来季の輝きを期待させるプレイを見せた。

名古屋戦では柴戸海と2ボランチでコンビを組むと、豊富な運動量を見せて攻守に躍動する。走行距離では小泉佳穂に次ぐ「12.30km」を記録し、小泉と連携面の良さを見せ、互いに活かしあう動き出しを積極的に行っていた(データはJリーグ公式より)。

アグレッシブな守備や積極的な攻撃力を併せ持った金子は、昨季まで湘南ベルマーレで高いパフォーマンスを発揮していた。今季リカルド・ロドリゲス監督が就任した浦和へ加入し、活躍が期待されるも、伊藤敦樹や平野佑一ら新加入選手たちが活躍する一方で出場機会を得られず。1年を通しては厳しいシーズンとなった。

それでも最終戦で見せたパフォーマンスは来季の躍動を期待させるものだ。今季の浦和は天皇杯を残しており、最大で2試合が予定されている。名古屋戦のような活躍を見せることができれば、来季はさらなる期待が持てる。金子の活躍にも大いに期待だ。

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