今季3試合で38分間の出場ながら2ゴール リヴァプールが苦しい時こそ結果を残すジョーカー

先制点を決めたオリギ photo/Getty Images

決勝点を決めたオリギ

リヴァプールはプレミアリーグ第15節でウォルバーハンプトンと対戦。終盤に1得点を決めて1-0で勝利し、今節敗戦したチェルシーを振り切り2位へと浮上した。この試合で決勝点を奪ったディボック・オリギは結果を残して好調をアピールしている。

スコアレスで迎えた後半アディショナルタイムに試合は動いた。フィルジル・ファン・ダイクのロングフィードにモハメド・サラーが抜け出し、ゴール前まで侵入すると、横で待っていたオリギが反転してシュートを放ちゴールネットを揺らした。

オリギは終盤で決定的な仕事をして勝ち点3獲得に貢献した。第11節のウェストハム戦で今季プレミア初ゴールを決めた男は、リーグ戦こそ出番に恵まれなかったものの、カラバオカップで結果を残して好調を維持していた。

またUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節のミラン戦でもアシストしており、今季は終了間際の数分の出場も少なくない中で、公式戦9試合で4得点2アシストを記録。プレミアリーグではわずか38分(3試合)の出場で2ゴールという状態の良さを見せている。

モハメド・サラーやサディオ・マネが爆発してリーグでもトップの得点数を記録するリヴァプール。それでも毎試合得点をすることは簡単でなく、今節のような決めきれない試合もあるだろう。そういった状況でオリギの勝利を手繰り寄せる1点を決めきれる力は、チームの大きなパワーだ。

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