帰国後、神戸で絶好調の万能型FW 古橋、オナイウに続く代表3人目のストライカーとなれるか

日本復帰後はドイツ時代の輝きを取り戻している武藤 photo/Getty Images

アジリティが優れている

27日に行われた明治安田生命J1リーグ第37節ヴィッセル神戸対横浜F・マリノスの一戦が行われ、0-2でマリノスの勝利となった。ボール保持を得意とする相手に対して、神戸が主導権を握ったが、一瞬の隙を突かれてしまい、痛い敗戦となってしまった。それでも、他試合の結果によって神戸の3位フィニッシュが決定し、来季のACL出場権を獲得している。

今季は開幕から勝ち点を落とす試合が散見されたが、後半は黒星を少なく、シーズンを戦えた神戸だが、やはり強力なFWの加入が大きいか。

同時期にチームに加わった大迫勇也、武藤嘉紀、ボージャン・クルキッチの実力派FWの活躍は素晴らしく、特に武藤は海外での失敗を感じさせないフレッシュなパフォーマンスを披露している。

FC東京でプロデビューし、ドイツのマインツ、イングランドのニューカッスル、スペインのエイバルでプレイし、今季日本復帰となった武藤。ドイツ時代は8ゴールと結果を残したが、その後は出場機会に恵まれず、苦しい時期が続いていた。それでも、Jリーグ復帰後は短い時間で結果を残し、ここまでは5ゴールを挙げている。大迫との2トップは強力であり、日本を代表するFWに返り咲いた。

そんな武藤だが、彼の万能性は日本でも光っている。ディフェンスラインの裏を狙う抜け出しやボックス内で強さをみせるポストプレイ、ドリブルでの局面打開など、プレイのバリエーションが豊富であり、神戸の攻撃陣を活性化させている。代表では大迫が武藤と比べて頼りとされているが、武藤も彼に負けない選手だといえる。

1月の代表戦での招集はあるのか。日本がワールドカップ・カタール大会に出場するための大事な最終予選だが、前述した大迫の停滞感は否めない。トゥールーズのオナイウ阿道やセルティックの古橋亨梧と優秀なFWはいるが、武藤もその中に割って入れるだけのパフォーマンスは見せられる。ここでの主力変更はギャンブルだといえるが、それくらい強気の采配がなければサムライブルーの成長は難しくなるだろう。

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