シャビ監督の“意識改革”はスローインから? バルサの新指揮官が見せる切り替えの早さ

2試合無失点のシャビ監督 photo/Getty Images

初陣はエスパニョールに1-0で勝利

今季バルセロナを率いることとなったシャビ・エルナンデス監督。初陣となったリーガ・エスパニョーラ第14節のエスパニョール戦では1-0で勝利し、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節でベンフィカと戦い0-0のスコアレスドローに終わっている。

この2試合でシャビ監督が意識している部分として見られるのが、スローイン時の切り替えだろう。試合中にピッチの外に出たボールに対して早くアプローチをかけ、すぐに試合をスタートすることで、切り替えの部分を強調している。

バルセロナは切り替えを早くすることで、相手側に息をつかせる間もなく試合を再開させる。即座にピッチへと戻ることで、リズムを途絶えさせずに二次攻撃へとつなげることとなるだろう。強度の高いプレイを持続させるために、ボールが外に出てもすぐにスローインを始めているのだ。

そんなシャビ監督の切り替えについてはスペイン紙『SPORT』でも「シャビ監督の重要な点として挙げられるのが、ボールがフィールドを離れるときに、ほんの一瞬も経過することなく即座に戻ることだ」と報道。「シャビは何度かアシスタントにボールを元の場所に戻すように促し、切り替えを早くしてプレイを再開させた」と伝えている。今後バルサにおいて切り替えの部分は、さらに意識として根付いていくことだろう。

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