リヴァプールの中盤で唯一無二の司令塔 パスセンスと強度の高さで違いを作るMF

ポルト戦で先制点を決めるチアゴ photo/Getty Images

昨季からリヴァプールへ加入した

チアゴ・アルカンタラは昨シーズンからリヴァプールへ移籍した。加入当初は怪我や戦術面でフィットするのに時間がかかり、今季序盤も怪我で離脱を繰り返す。それでもUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節でポルト相手に強烈なドライブシュートを決めるなど、徐々にユルゲン・クロップ監督のスタイルに馴染んでいる。

チアゴはバルセロナのカンテラで育ち、バルサやバイエルンなどポゼッションサッカーを志向するクラブで成長してきた。足元の技術やパスセンスはリヴァプールでもかなり高い。

もともとは前線からプレッシングをかけることで即座にボールを奪ってショートカウンターへとつなげるのがクロップのスタイルだった。しかしリヴァプールがプレミアリーグでトップに立つ頃には、リヴァプールにボールを持たせてスペースを与えない守備を行うチームが増えていた。チアゴの獲得は、よりポゼッションを高める狙いがあったと思われる。その形にするうえでチアゴの存在はリヴァプールのクオリティをさらに上げる重要な存在となる。

またチアゴにとってもリヴァプールへの加入で、自身のフィジカル面や強度をさらに向上させていることだろう。中盤には豊富な運動量に加えて、攻守の切り替えの早さやフィジカル面での強度が必要となる。その面では、バイエルンでもハイレベルなプレイを見せていたチアゴが、リヴァプールでさらに強化されていると言える。

カウンタースタイルだけでなくポゼッションを取り入れるためにチアゴを獲得し、それによってチームは新たな形を見せている。チアゴは今後もチームにとって重要な選手となるだろう。彼のような司令塔タイプの中盤は、チーム内の他選手を見ても存在せず、すぐに真似できるスタイルではないからだ。チアゴはリヴァプールで、さらに強度を増した司令塔となる。

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