1人だけ最後まで足を止めなかったレギロン 諦めずに走り抜いて勝ち取った逆転弾

逆転ゴールを決めたレギロン photo/Getty Images

後半に2ゴールでトッテナムが勝利

プレミアリーグ第12節でトッテナムはリーズ・ユナイテッドと対戦。1点を先制されるも、後半に2ゴールを決めて逆転し、アントニオ・コンテ体制で初勝利を手にした。逆転ゴールを決めたセルヒオ・レギロンは最後まで諦めなかった結果、ゴールネットを揺らすことができた。

試合は1-1で迎えた69分、ペナルティエリア手前でFKのチャンスを得る。エリック・ダイアーのキックは壁に当たって惜しくもポストに弾かれてしまう。それでもいの一番に詰めたレギロンがゴールを奪ってスコアをひっくり返す得点を決めた。

このシーンでダイアーがボールを蹴ろうと助走を始めたタイミングで、すでにレギロンも走っていた。蹴られたボールは壁とポストに当たってコースが変わるものの、事前に跳ね返りを詰める準備ができていたのは、足を止めなかったレギロンだった。いち早く反応することができた同選手が、跳ね返りを詰めて決勝点を奪ってみせたのだ。

ダイアーが助走している段階では、走り始めるレギロンに対してリーズの選手も1人だけ対応していた。しかし壁に当たりコースが変わったことで、諦めて足を止めてしまったのだ。もしそのまま走り続けてレギロンを追いかけていたら、ブロックできたかもしれない。結果的に諦めずに最後まで走りきったレギロンの下にボールが跳ね返ってきたのだろう。

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