[MIXゾーン]“10位以内”でのフィニッシュを確定させたアビスパ 目標達成のために重要だったこととは

柏戦後の会見にて、目標達成について語った福岡の長谷部監督 photo/スクリーンショット

アウェイで負けなかったことが大きかった

20日に行われた明治安田生命J1リーグの第36節にて、柏レイソルと対戦したアビスパ福岡。この試合は最終的にスコアレスドローに終わったものの、同クラブの守備陣は最後まで集中力を切らさず勝ち点1を手にしている。白星を挙げることこそ叶わなかったが、アビスパは非常に引き締まった守備で柏攻撃陣をシャットアウト。長谷部茂利監督の率いる福岡らしい戦い方が出たゲームだった。

そんな柏戦で、福岡は指揮官が当初から掲げていた目標を成し遂げた。今季あと2試合を残して、同クラブの2021年シーズンにおける10位以内でのフィニッシュが確定したのだ。かなりの余裕を持って、以前から掲げていた目標に到達した福岡。はたして、その秘訣はなんだったのか。柏戦後、これについて長谷部監督は次のように語っている。

「(目標達成は)非常に嬉しいです。周囲に難しいと思われていたであろう目標を達成できたというのは、ひとつ階段を昇ったなと思っています。あと2試合ありますが、それを残しての(勝ち点)52ポイントなので、非常に嬉しいです。今季はアウェイの難しいゲームで勝ち点1を積んだゲームが、ほかにもたくさんありました。この勝ち点1こそが、今季の結果に大きく影響したのだと思います。それは身をもって、選手もスタッフの皆が感じているところです。そういった点は今後の活動にも活かしていきたいと思います」

「もちろん、最初から勝ちを目指しての引き分けです。チームの戦い方も、今では浸透していると思います。最後の得点を取るという部分の質はなかなか高まらないのですが、そこも『取れそうだった』と感じる場面は少しずつ増えてきています。チームの意図も共有できてきているように感じますし、そこをどうにかして少しずつ結果に繋げていきたいなと思います」

この目標達成には、アウェイでの引き分けが重要だったと長谷部監督。今回の柏戦を含め、今季の福岡が敵地で引き分けたのは実に“8試合”もある。たしかに、不利な状況でもなんとか勝ち点1をもぎ取る姿勢こそ、今季アビスパが躍進を遂げた大きな要因と言えそうだ。

堅守を最大の武器として、粘り強いサッカーで今季のJ1をひっかき回した福岡。とはいえ、まだシーズンは終わっていない。残り2試合で勝ち点1以上を奪えば今度は一桁順位が確定するだけに、次戦もまた気を引き締めて試合に臨みたいところだ。

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