若手の台頭に自身の不調 ラヒーム・スターリングは移籍するべきか

今のスターリングには移籍がベストか photo/Getty Images

ポジジョン争いに敗れてしまった

ジョアン・カンセロをはじめベルナルド・シウバ、ガブリエウ・ジェズスの活躍が目立つマンチェスター・シティ。昨季も彼らはチームに欠かせない戦力だったが、今季はより存在感を強め、攻撃をけん引している。どの選手も絶好調であり、更なる飛躍に期待だ。

しかし、ラヒーム・スターリングはまだ調子が上がらない。昨季シーズンを通してスランプ気味であり、中盤以降はフィル・フォーデンに左ウイングのポジションを譲ることになった。イングランド代表では相変わらず得点に絡んているが、プレミアではここまで1ゴールと以前までの面影はない。

そんなスターリングに追い打ちを掛けるように若手が台頭している。MFコール・パルマーは今季からトップチームで活躍する機会が増えており、CLのクラブ・ブルージュ戦ではCL初ゴールも記録している。今季からスターリングが起用されることになったセンターフォワードでもパルマーは偽9番という形でピッチに立っており、今の両者の調子を考えれば今後パルマーが重宝される可能性は十分に考えられる。

この状況を踏まえ冬での移籍がベストか。2022年となれば離脱中のフェラン・トーレスが戻ってくることになり、報道では新たなストライカーを獲得するという話も出ている。そうなればより状況は悪くなり、環境を変えるためにも移籍することを真剣に考える時期なのかもしれない。

自身の不調と同時にフォーデンやパルマーら若手の台頭が重なり、出場機会を失ってしまったスターリング。クラブでの立ち位置は今も控えであり、このままでは代表でもスタメン落ちすることも考えられる。各メディアではバルセロナ行きが報じられており、冬にスペインに行くのも悪くないか。

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