監督交代で中盤戦士から“最終ラインの要”に ヴォルフスブルクに欠かせぬ守備職人

コーフェルト政権下で存在感を強めているギラヴォギ photo/Getty Images

指揮官交代で存在感増す

まだシーズン序盤戦であったにもかかわらず、早くもマルク・ファン・ボメル監督を解任して新たな方向へと舵を切ったヴォルフスブルク。開幕当初こそ好調だったものの、その後少し足踏みを強いられていた同クラブはすぐに決断を下した。あまりにも早いファン・ボメル解任の一報に、当時は驚いた人も少なくはなかったことだろう。

しかし、この決断は正しかった。ファン・ボメル政権が継続していればそのままズルズルと負けを重ねる可能性のもあったヴォルフスブルクだが、後任となったフロリアン・コーフェルト監督は確かな手腕でチームを立て直している。同監督は就任後の公式戦3試合を全勝し、完全に嫌な流れを断ち切ったと言っていい。

そんなコーフェルト新体制のヴォルフスブルクにて、ひときわ輝きを放っている選手がいる。その男の名はジョシュア・ギラヴォギ。今年9月で31歳を迎えた守備的MFだ。
ただ、守備的MFと言っても、コーフェルト体制におけるギラヴォギの役割は3バックシステムにおける最終ラインの中央。いわゆるリベロだ。ファン・ボメル体制下においては本職である守備的MFを務めることも多かった同選手だが、コーフェルト監督のチームでは最終ラインで相手の進撃を食い止める守備の要として大いに機能している。巧みなタックルやボールを刈り取る技術は絶品で、現在のヴォルフスブルクの守備強度は彼に依存する部分が大きいと言って差し支えないだろう。間違いなく、彼は同クラブにおけるキーマンだ。

「私がジョシュアに与えたポジションは、とんでもなく多くのコミュニケーションを必要とする。だから、経験豊富な彼に任せたのさ。そして、ジョシュアは素晴らしい努力で私の期待に応えてくれている。リーグの特性も熟知しているし、相手を止める術も豊富だ。守備のタイミングも完璧。彼を最終ラインの軸にすることで、我々は安心を手に入れたね。ジョシュアは間違いなくこのチームに欠かせない男だよ」(独『Spox』より)

そんなギラヴォギに関しては、コーフェルト監督もこのように信頼を口にしている。新指揮官就任以降のリーグ戦2試合でヴォルフスブルクがいずれもクリーンシートを達成することができたのは、やはりこの男が守備の要となるポジションで素晴らしい仕事をしたことが大きいか。新監督の下で再出発したヴォルフスブルクに欠かせぬ中盤戦士。ギラヴォギのプレイからは今後も目が離せない。

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