マンCの攻撃的サッカーは今後も継続? ペップの後釜候補とされるアヤックス指揮官

アヤックスを指揮するエリック・テン・ハーグ photo/Getty Images

優秀な人材だ

今季も好調を維持しているマンチェスター・シティ。マンチェスター・ユナイテッドとのダービーも危なげなく制しており、やはり指揮官であるジョゼップ・グアルディオラの優秀さが垣間見える。しかし、そんな監督とも2023年までの契約となっており、今のところ延長の話は出ていない。あるメディアでのインタビューでは代表監督を務めたいとのコメントも出しており、そろそろペップに代わる指揮官を探すべきか。

そこで名前が挙がっているのはアヤックスのエリック・テン・ハーグだ。英『Manchester Evening News』によればテン・ハーグはマンUの新監督候補として挙げられたが、ペップの後釜を希望しているようで、マンUからの要請を拒否したと報じている。これが真実であればマンCとしては非常に心強い。

オランダのゴー・アヘッド・イーグルスで監督キャリアをスタートさせ、2017年からアヤックスを率いているテン・ハーグ。18-19シーズンにはレアル・マドリードやユヴェントスのようなメガクラブを倒してCLベスト4入りしており、当時の主力には現バルセロナのフレンキー・デ・ヨング、現ユヴェントスのマタイス・デ・リフトなど若手育成にも長けている。また、バイエルン・ミュンヘン在籍時はトップチームをペップが率いており、元チームメイトの繋がりがあるのは大きい。

そんなテン・ハーグだが、アヤックスではマンCと同じく攻撃的なサッカーで好成績を残している。リーグ戦では12試合消化で37得点と異次元の成績を残しており、各国の強豪クラブが集まるCLでも4連勝と負けなしだ。決勝トーナメント進出はほぼ決まりであり、18-19シーズンの再現ともなればよりテン・ハーグ監督の評価は上がることになるだろう。

既に問題視されているペップの後釜問題。まだ先のことではあるが、今のうちにテン・ハーグと話を付けておくのも悪くないか。

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