ユーヴェは“7位”あたりまで落ちて黄金期終了? デルネーリ時代より悪いとの声も

ユヴェントスに戻ってきたアッレグリ photo/Getty Images

アッレグリ戻っても白星増えず

アンドレア・ピルロの経験が浅かっただけ。昨季ピルロの下で4位に終わったユヴェントスにはそんな意見も多かったが、状況はマッシミリアーノ・アッレグリが戻ってきた今季も変わっていない。

今節はヴェローナに1-2で敗れてしまい、早くも4敗目だ。11試合消化時点で失点が15失点に達しているのも気がかりで、自慢の堅守はどこかへ消えてしまった。

伊『Calciomercato』は、ルイジ・デルネーリの時より悪いと指摘。デルネーリとは、2010-11シーズンにユヴェントスの指揮官を務めた人物のことだ。
当時のユヴェントスはセリエAで15勝しかできず、勝ち点58で7位フィニッシュと残念な結果だった。その前のシーズンもアルベルト・ザッケローニの下で同じ7位に沈んでおり、この2シーズンは近年のユヴェントスにとっては最悪な時期だった。

今のチームはそれよりも悪いと批判されており、ピルロが指揮した昨季よりも評判が悪くなりつつある。

クリスティアーノ・ロナウドが抜けたことが大きいが、それだけを言い訳にすることはできないだろう。

ユヴェントスは悪夢の2010-11シーズン終了後、アントニオ・コンテを招聘。ここから怒涛のセリエA9連覇が始まったのだが、その貯金を使い果たしてしまったのかもしれない。

DFジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチもベテランになり、引退した選手もいる。黄金期には終わりがくるものだが、今がその時なのか。

アッレグリ復帰で好転を期待していたサポーターも多いはずだが、今季はデルネーリ政権と同じ7位あたりまで順位が落ちる覚悟が必要かもしれない。

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