スピードに“強さ”も誇るバルサの新ウイング 課題は得点力か

積極的な仕掛けを見せたデスト photo/Getty Images

右ウイングでの起用が続くデスト

リーガ・エスパニョーラ第11節でバルセロナはアラベスと対戦。メンフィス・デパイが先制点を挙げるも直後に追いつかれて1-1の引き分けに終わった。この試合でスタメン出場したセルジーニョ・デストは、右ウイングで成長した姿を見せた。

バレンシア戦で起用され、大きな結果を出したデストの右ウイング。その後もウイングで使われると、以前は縦への仕掛け一辺倒だった攻撃が今はカットインして中央に入り込むなど、プレイの幅が広がった。

さらに強さも見せつけているデスト。アラベス戦でのデュエル勝利数は「7」とチームトップを記録しており、ドリブルとスピードだけでなくフィジカルの強さでも右サイドを制圧している(データは『SofaScore』より)。

次に課題として挙げられるのは結果だろう。バレンシア戦とレアル・マドリード戦ではアシストを記録するも、その後は得点に絡めていない。ましてやFW起用ならばゴールも必要とされるだろう。中央でのプレイも増えてきたデストがゴールネットを揺らす姿にも期待したい。

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