今の代表をもってすれば記録更新も近いか ハリー・ケインに期待したい残り12ゴールの道筋

大記録の更新が近いハリー・ケイン photo/Getty Images

今後も得点を量産するだろう

ガレス・サウスゲイト監督が就任以降、国際大会では好成績を残しているイングランド代表。直近のEURO2020でもファイナルまで進んでおり、タイトル獲得まであと一歩のところまで進んでいる。2022年に予定されているワールドカップ・カタール大会では優勝候補となるだろう。

期待されているスリーライオンズだが、やはりエースストライカーであるハリー・ケインの存在は大きい。EUROでも序盤は点を取れていなかったが、終盤になるにつれて得点感覚が研ぎ澄まされたのか、結局チームトップの4ゴールを挙げている。準決勝デンマーク戦では延長戦にゴールを決め、ファイナル進出に導いた。

そんなケインだが、代表では既に41ゴールを挙げている。イングランド代表史上最もゴールを挙げている選手は、現ダービー・カウンティの指揮官であるウェイン・ルーニーの53ゴールであり、ケインはこの記録まであと12ゴールに迫っている。

偉大なルーニーの大記録だが、今の代表にはマンチェスター・シティのフィル・フォーデンやジャック・グリーリッシュ、チェルシーのメイソン・マウントのようなチャンスメイカーが多く在籍しており、それにケイン個人での点を取る能力を考えれば、更新も時間の問題か。所属クラブであるトッテナムでは未だにリーグ戦無得点が続いているが、代表という新しい環境であればまた変わることになるだろう。

現在はルーニー、ボビー・チャールトン、ガリー・リネカー、ジミー・グリーブスに続く歴代5位のケイン。まだ28歳と若い選手であり、ルーニーの53得点を突き放す大記録を打ち立てるのはケインになるのではないだろうか。

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