30歳超えて初のメガクラブ挑戦 オランダのストライカーが救世主となるか

CLで出場したデ・ヨング photo/Getty Images

現在31歳となるデ・ヨング

バルセロナは移籍市場の最終日でセビージャからルーク・デ・ヨングを獲得。レンタル移籍ながら買取オプションが付随する契約となった。

エールディヴィジでゴールネットを揺らし続けてきた男が、遂にメガクラブへ移籍を果たした。2011-12シーズンにはトゥウェンテで25得点を決めて注目を集めるも、ブンデスリーガやプレミアリーグでは結果を残すことができなかった。

PSVへ加入するとすぐさまレギュラーとして活躍し、2018-19シーズンにはリーグ得点王も獲得。しかし初のスペイン挑戦となったセビージャでは得点を重ねることができず、昨季は34試合4ゴールに終わった。

そんなオランダ代表のストライカーが、迷えるバルセロナでどのようなプレイを発揮するのだろうか。過去の成績を見るとどうしてもオランダでの活躍に目が行きがちだが、2018-19シーズンはUEFAチャンピオンズリーグでもグループステージで3得点を決めており、欧州の舞台で得点能力の高さを発揮。最下位に終わったチームで孤軍奮闘した。

またロナルド・クーマン監督の下でプレイできることも大きなアドバンテージとなるだろう。同監督のオランダ代表でも一員となっており、クーマン監督のスタイルを理解しているプレイヤーとして馴染むのも早いはずだ。

リオネル・メッシという得点源がいなくなったバルセロナで、新たなエースとして名乗りを挙げることに期待したい。

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