[MIXゾーン]レイソルの最前線に不可欠な存在へ 細谷真大に覚醒の予感

FC東京戦でチームを勝利に導く決勝点を挙げた細谷 photo/Getty Images

FC東京戦で得点も、本人はまだ満足せず

12日に行われた明治安田生命J1リーグ第28節にて、FC東京に1-0で勝利した柏レイソル。この白星によって同クラブは13位に浮上。17位の徳島ヴォルティスとは勝ち点差10をつけることに成功し、ひとまず残留争いからは一歩抜け出したと言っていいだろう。今季前半戦はなかなか調子が上がらなかったものの、戦術が整理されるとともに柏は本来の力を発揮し始めた。

そんな柏のなかで、メキメキと力をつけている若手ストライカーがいる。先日20歳の誕生日を迎えたFW細谷真大だ。この試合で3試合連続のスタメン出場となった同選手は、9分に貴重な先制ゴールをゲット。相手DFとGKがロングボールの処理を誤った一瞬の隙を見逃さず、自身の今季3点目を記録した。

ここ数試合でスタメン起用が続いており、時間を重ねるごとに逞しさが増している細谷。この試合でも裏抜けの意識や前線でのボールキープは光っていたと言っていい。巧みな身体の使い方から相手のプレスを回避する場面も散見され、随所で相手の脅威となっていたことは間違いない。課題となっていた得点力も直近の出場7試合で3ゴールを決めているとあって、もう期待の若手からきちんとした“戦力”になった印象は強い。

しかし、細谷自身の手応えはまだまだのようだ。得点数は増えてきたものの、ディティール部分では改善したいことが多いと、この試合におけるゴールを振り返りつつ、若きストライカーは試合後に次のように語っている。

「クリスがボールを持ったときにまず裏へと飛び出したんですが、うまくGKとディフェンスラインの間でバウンドしてくれました。その隙は狙っていたので、うまく決めることができたかなと思います。(試合に出続けることで)見えたモノというのは、まだ全然ないかなというのは自分で感じています。もっと試合に出続けたいです」

「後半は攻撃が単調になるシーンも多かったので、個人として打開する能力が必要になってくると思いました。加えて、キープするところなのか、どうなのかという判断も高めていかなければと思っています。裏への飛び出しに関しては、今日は少なかった方だと思うので、90分間走れるような選手になりたいですね。今の自分の課題はやっぱりゴール前でのポジションをうまく取るところだったり、キープするところだと思います。そういったところは、もっとこだわってやっていきたいです」

チームを勝利に導く殊勲のゴールを決めながらも、試合後には語ったのはそのほとんどが反省点だった細谷。はたして、並外れた向上心を持つ伸びしろ抜群の20歳は、ここから一気に殻を破ってくるのだろうか。柏でメキメキと伸びる細谷の急成長からは今後も目が離せない。

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