放出候補から一転残留も“怪我の功名”となる? バルサMFはラストチャンスを掴めるか

昨季は負傷離脱前まで主力として活躍 photo/Getty Images

コウチーニョの移籍は実現せず

2018年にリヴァプールからバルセロナへ加入するも、活躍することはできず放出候補にも挙げられているフィリペ・コウチーニョ。今夏も移籍の噂は度々報じられていたが、実現はせずバルセロナへ残留となった。

リヴァプールではチームの中心として輝きを放ったコウチーニョだが、バルセロナ移籍後はその輝きを見せることができていない。2019-20シーズンにはバイエルン・ミュンヘンへ買取オプション付きでのレンタル移籍を果たすも、結果的に買取は行なわれなかった。

徐々にバルセロナでのポジションを失っていくコウチーニョ。今夏は放出候補の1人とされながらも、シーズン中に負った膝の怪我や高額年俸がネックとなり移籍は実現されず。今季もバルセロナへ残留した。

今季がコウチーニョにとってバルセロナでのラストチャンスとなるだろう。昨季は怪我によって離脱となってしまったが、それまではロナルド・クーマン監督の下で主力として活躍。12試合に出場して2得点2アシストを記録。今季は[4-1-2-3]のスタイルを採用しているクーマン体制では中盤や、ウイングのポジションで出場もあるはずだ。

スペイン紙『as』でも怪我の影響によって移籍が実現しなかったことを伝えており、今季がバルサで活躍できなければ厳しいのではないかと伝えている。またクーマン監督は彼を信頼しており、期待を寄せていると報じた。怪我によって放出が行なわれなかったことがコウチーニョとバルサによって良い結果を呼び起こすかもしれない。まさに怪我の功名といったシーズンになるのだろうか。

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