ユーヴェでの将来を嘱望された“イタリアの至宝”はどこへ 米国でMVPも受賞した逸材

ユヴェントスでデビューしたジョビンコ photo/Getty Images

アメリカやアジアで活躍したジョビンコ

若くしてその才能を買われてビッグクラブへと挑戦した選手は多く存在する。その中でユヴェントスで将来を嘱望されながら、欧州では輝けなかったものの、アメリカやアジアで活躍したアタッカーがセバスティアン・ジョビンコだ。

ユヴェントスのアカデミー出身のジョビンコ。2006-07シーズンに公式戦デビューを飾ると、エンポリへの武者修行を経てのちにユヴェントスへ復帰する。しかしレギュラー獲得へと至らず、今度はパルマへとレンタル移籍を決める。

2011-12シーズンではパルマで15ゴールを決めるなど大きな活躍を見せた。ただユヴェントスでは定位置を掴めないまま放出されてしまう。すると2015年にメジャーリーグサッカーのトロントFCへと移籍。加入初年度からリーグ戦33試合22得点16アシストを記録し、得点王とアシスト王をダブルで受賞。さらに同年のMLSでMVPに輝くなど、アメリカの地で大きな成功を収めた。

さらに2019年にはサウジアラビアのアル・ヒラルへ移籍。同年のAFCチャンピオンズリーグでは浦和レッズとの決勝戦を制し、アジアの舞台でトップに立った。

ユヴェントスのアカデミーからトップへ昇格したときに描いていた青写真とは異なるキャリアを歩んでいるかもしれない。しかしそれでも自身の能力の高さを発揮してアメリカやアジアといった舞台で大きな功績を残しているジョビンコ。若くして“イタリアの至宝”と呼ばれたアタッカーは、自らが輝ける場で最大限の活躍をしているのだ。

今夏でアル・ヒラルを退団しており、現在もフリーの状況が続いている。欧州や他国でも彼の才能を欲するクラブが現れるのだろうか。今後の“イタリアの至宝”のキャリアにも期待だ。

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