加われば鬼に金棒 マンC入り急浮上のロナウド獲得の利点とは

ロナウドの決定力が確かだがどうなるか photo/Getty Images

スカイブルーのユニフォームを着るのか

セルヒオ・アグエロの後釜としてトッテナムのハリー・ケイン獲得を目指しているマンチェスター・シティ。しかし、交渉は依然まとまっておらず、移籍市場の閉幕まで時間がないが、合意に至る気配はない。まだ、分からないが何かトッテナムの気が変わるようなことが起こらない限り今夏での獲得は難しいと考えていいだろう。

昨季同様にストライカー無しでシーズンを戦うことになりそうなプレミア王者。とは言っても、フェラン・トーレスに9番を任せるなど試行錯誤はしており、ケインが来なければ大崩れするということはなさそうだ。が、ここにきて得点力のあるストライカーを迎え入れるかもしれない。

仏『L'Équipe』によればユヴェントスのFWクリスティアーノ・ロナウドがマンC入りを目指していると報じている。ロナウドは今夏でユヴェントスを離れたいと考えているようで、移籍先としてプレミア王者に照準を合わせたようだ。

起用法はともかく、年間にアベレージで20ゴール以上を決めてくれるストライカーはプレミア王者にとって悪くない買い物となりそうだ。マンCとしても前線のポジジョンで空中戦を武器に戦える選手の存在は大きい。ここまで自陣でブロックを敷く相手に対して苦労しており、そこに高さを加えられれば攻撃力はアップするだろう。苦手とするPKキッカーとするのもありだ。

懸念点とすれば守備か。マンCでは全選手に守備のタスクが課されており、加入すればロナウドももちろん守備を行うことになる。ここ最近ではある程度の守備は行っているが、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが求める守備を行えないのであれば、起用されない可能性も考えられる。

かつてマンチェスター・ユナイテッドでスターへの階段を駆け上がったロナウド。もし、移籍が成立となれば禁断の移籍となるが、恐ろしい補強となるのは間違いない。

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