スペイン代表FWは大きなチャンスを掴むか ケイン獲得失敗時の9番事情

今季はトーレスに何度もチャンスが回ってきそうだ photo/Getty Images

一皮むける必要がある

今夏の移籍市場でハリー・ケイン獲得を目指し続けているマンチェスター・シティだが、8月終盤になっても、合意の目処が立っていない。スパーズの会長であるダニエル・レヴィは一貫してプレミアリーグのクラブへの売却を拒否しており、彼を説得するのは難しそうだ。

ケインを獲得できれば良いが、彼が来ない前提で話を進める必要がありそうだ。そこで9番として起用されるのはまず、フェラン・トーレスだろう。コミュニティ・シールドでのレスター戦、ここまでのプレミア2試合では彼がスタメンに抜擢されている。が、ここまではゴールを挙げられていない。ノリッジ戦では取り消されてしまったが、ゴールネットを揺らしており、可能性は感じられた。

ノリッジのような格下相手であればトーレスでも良いが、開幕戦のスパーズのような上位勢相手だとまだまだトーレスの働きが未知数なため、計算できないのが苦しいか。しかし、トーレスからすればチャンス到来だ。もしケインが来るのであれば2番手となっていただろうが、現状では選手層を見ても、まず間違いなくファーストチョイスだ。ライバルとされていたガブリエウ・ジェズスは右ウイングとして頭角を現しており、今後もサイド起用の継続が予想される。

ケビン・デ・ブライネを9番に置く形もあるが、EURO2020で負った怪我の影響からノリッジ戦を欠場しており、まだ序盤ということもあってクラブとしても無理はさせたくないだろう。また、ユースで結果を残したリアム・デラップもいるが、ローン移籍の話も出ていたことから、クラブはまだトップチームでの活躍は難しいと考えているのか。

このようにシーズンを通して9番としてピッチに立ち続けられる可能性のあるトーレス。昨季はブレイクの兆しを見せており、今季は本格的な成長に期待したい。

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