見えてこない“攻撃の形” アルテタ・アーセナルが解決したい深刻な問題点

次節はマンC戦だがアルテタはどう切り抜ける photo/Getty Images

初ゴールはいつになるのか

ミケル・アルテタが監督に就任し、3季目となっているアーセナル。今夏の移籍市場では大金を投入しており、計5名の実力者を獲得している。

戦力アップに成功したアーセナルだが、プレミア開幕から現在2連敗といった状況だ。先日行われたロンドン・ダービーはチェルシー相手に完敗しており、次節のマンチェスター・シティ戦に敗れれば開幕から立て続けに3連敗となる。もし、そうなれば現状では噂程度であるアルテタ解任論も見て見ぬふりはできなくなる。

いきなり窮地に立たされているアーセナルだが、改善しなければ問題は多い。特に深刻なのは攻撃面か。

ここまでの2戦で無得点のアーセナル。同じ状況に陥っているプレミアのクラブはウルブズ、ノリッジが該当するが、彼らと比べてもアーセナルは攻撃の形をうまく作れていない。前述した2クラブは後方からの組み立てがしっかりしており、ウルブズはスパーズ相手に主導権を握った戦いを見せた。ノリッジは開幕からリヴァプール、マンCのような格上と当たりながらも、後方からの素早いパスワークでゴール前に到達する場面が多く見られており、期待できる。

しかしアーセナルはどうか。チェルシー戦ではエミール・スミス・ロウを中心とする右サイドからの崩しが見られたものの、片手で数えられるほどの回数しかなく、左サイドもキーラン・ティアニーの突破から崩すことはできるが、クロスに合わせられる場面は少なく、ゴールは遠い。チェルシーはこの試合で計19回のキーパス(チャンスに直結するパス)を記録している。対するアーセナルは6回と少なく、半分以下の数字だ。この試合では前線へのロングフィードを送る場面が見られたが、しっかり収めて攻撃を仕掛けられることは少なく、そういったところから攻撃のやり方を見直したい。

攻守ともに問題を抱えているアルテタ・アーセナルだが、まずは攻撃の形を生み出し、ゴールに近づくことが白星を挙げる近道なのか(データは『WhoScored.com』より)。

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