GKがイングランドの弱点とは言わせない 今大会は彼の転機となるか

未だ無失点を誇るイングランドの守護神 photo/Getty Images

ビッグセーブを連発したピックフォード

国内リーグから精鋭が集められた今回のイングランド代表。ストライカーにはハリー・ケインが、守備陣にはマンチェスター勢のジョン・ストーンズやルーク・ショーといった実力者が選出されている。しかし、GKに関しては前述した選手のような世界レベルのプレイヤーは育っておらず、実力不足が指摘されることもあった。

それでも、イングランド代表がここまで無失点を継続出来ているのは守護神を務めるGKジョーダン・ピックフォードのおかげであると言える。

ピックフォードの強みはやはり安定したセービング力か。それは日本時間30日に行われたドイツ戦でも目立っており、48分のボックス内からのカイ・ハフェルツのボレーを防いだのはさすがの一言だ。後半開始直後ということもあり、浮足立ってしまう時間だが、あの場面で引き分けのまま試合を継続できたのは大きい。

更に、彼のロングフィードもイングランドの武器となっている。精度としては少し低いが、スターリングなどの前線に素早くボールを入れることができており、攻撃を活性化している。しかし、後方での短いパスの繋ぎでは、安定性を欠いており、今後の課題となりそうだ。

今大会はセービングに定評のあるGKが活躍しているが、ピックフォードもその一人だと言える。所属元のエヴァートンでは昨季、安定したパフォーマンスを披露できなかっただけに今大会で自信を取り戻し、世界を代表するGKに成長して欲しい。

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