あのB・フェルナンデスも認める男 リヴァプールが狙うセリエA屈指のMFとは

今季ナポリの中盤で強烈な存在感を放ったジエリンスキ photo/Getty Images

攻撃面で違いを生むポーランドのテクニシャン

はたして今夏、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムを失ったリヴァプールは、その中盤に空いた穴をどのように埋めてくるのだろうか。今季限りで契約満了を迎え、パリ・サンジェルマンへの移籍が決定した同選手。豊富な運動量と機を見た彼の攻撃参加は、数々の場面で相手の脅威となっていただけに、代役を見つけるのはそう簡単な作業とはならないことが予想される。

そんななかで、現在リヴァプールが目をつけているとされるのがボルシアMGに所属するMFフロリアン・ノイハウス(24)だ。同選手は昨年10月にドイツ代表デビューも飾っている逸材で、狭いスペースも苦にしないボールテクニックと視野の広さはブンデスでも屈指のレベルとされる。そのプレイスタイルから、現地では“NEXTトニ・クロース”と呼ばれることも。守備面でもクレバーなプレイを見せており、今季はリーグ戦試合の33出場でチームMF中トップとなる50回のインターセプトを記録している。

しかし、その一方でリヴァプールはセリエAで印象的なパフォーマンスを披露しているMFにも熱い視線を向けているのか。英『talkSPORT』によると、レッズの獲得リストには、ノイハウスのほかにも優秀なテクニシャンが名を連ねているという。

そのテクニシャンとは、ナポリに所属するポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(27)。中盤の選手にボールハンター系統の選手を求める傾向が強いリヴァプールだが、その一方で彼らはマンチェスター・ユナイテッドにおけるブルーノ・フェルナンデスやマンチェスター・シティにおけるケビン・デ・ブライネのような、一本のパスで局面を打開できる攻撃的MFを欲しがっていると『talkSPORT』は伝えている。戦術のイメージにはあまりそぐわない選択かもしれないが、今季は攻撃陣の不調も目立っただけに、多くのチャンスを提供できるテクニシャンを求めるのは無理もないことか。

その点、ジエリンスキはパーフェクトな候補と言っていい。今季のセリエAでは8ゴール11アシストをマークし、ドリブル成功率(61.05%/95回中58回成功)やロングパス成功率(70.0%/80本中56本成功)でも印象的な数字を残している。かねてよりその才能は評価されていたが、2020-21シーズンの同選手はトップ下のポジションでその能力をもう一段階上のレベルに到達させた。あのB・フェルナンデスをして「テクニックは僕より上だと思う。紛れもないトッププレイヤー」と言わしめたほどのテクニシャン。加入となれば、間違いなくリヴァプールの中盤に創造性をプラスしてくれることだろう。

セリエAでも屈指のレベルと評価されるテクニシャンまで獲得候補に浮上してきたが、はたしてリヴァプールは最終的に誰へアプローチをかけるのか。攻撃的なジエリンスキのスタイルがリヴァプールに合致するかは未知数なものの、確保できればおもしろい(記事内スタッツはデータサイト『SofaScore』より)。

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